「〇〇が死んだらどうしよう」

 

 

心が不穏になった時、

いつも、真っ先に考える事

 

 

 

お母さんと、旦那さん

 

私が依存してるのはこの2人

 

 

居なくなったら、心のバランスが崩れちゃうのは容易に想像できて。

分かっているから、いつも、そうならないように怯えてる。

 

人間そう簡単に死なないって言うけど、

どうかな。

 

本当は、意外と呆気ないんじゃないのかな。

 

 

怖いな

 

 

居なくならないで、皆。

 

離れていかないで、

 

私をひとりぼっちにしないで

 

 

何処かへ行くのなら、わたしも連れて行って

 

 

それが天国でも地獄でも

何処へでもいいから。

 

 

 

 

皆少なからず嫌なことを我慢して生きている。

 

 

それは仕事だったり、人付き合いだったり、勉強だったり 人それぞれ違う

 

 

遊んでるだけのように見える幼稚園児や、楽しそうな大学生だってそうだ。

 

 

 

それなのに、

成人した働き盛りの自分が

赤ん坊でも出来るようなことが出来ないと騒ぐ。

 

食べたものは吐くし 夜は眠れないと騒ぐ

働きはしないし口を開けば死にたいの4文字。

 

周りもうんざりだろうし、

多分私がいない方が周りの物事は円滑に進む

 

それでも死なないでと言ってくれる誰かに今日も生かされているわけだけど、

それでも数年前に根付いてしまった希死念慮はなかなか消えてくれません

 

 

せめて辛気臭い空気を払おうと あははって1人で笑ってみた。

 

あんまり効果はなかった。

 

 

 

 

 

 

朝起きた瞬間、

脳みそが、「無理」って全部を拒絶していた

 

 

 

頭はパニックで

脳みその中で警笛がガンガン鳴って物事が手に付かない

 

 

視界に入ってくる情報量が多すぎて処理できなくなる

 

なるべく世界を遮断したいのに、

目を瞑ろうとすると瞼が拒否した

 

情報量を抑えるために自分の太ももの1点を集中して見つめる。

 

 

 

抑えなきゃいけないのに身体はそわそわ落ち着かなくて、あっちに行ったりこっちに行ったり

足の向くままに部屋を歩き回る

 

 

慌ててブロンを飲んだけど、どうも効きが悪い

 

 

 

 

 

 

しばらくして、ぼんやりブロンが効いてきて

今度は脳みそが覚醒し始める

 

 

身体はどんと重くて動かないのに、

やりたい事が次々に浮かんで

今なら出来なかったアルバイトも、行けなくなった学校にも 怖いあの人にだって会えちゃいそう。

 

 

やたら整理をしたくなって、身軽になりたくて

物を捨てる。服をゴミ袋に詰めて、スカスカになったクローゼットを眺める。スマホのカメラロールから次々写真を捨てる。LINEの友達を減らす。トークを消す。

 

私は身軽だ

 

そんな錯覚にわくわくする

 

 

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎて、

気付けば半日過ぎて

 

終わったあとは重だるい身体を引き摺るだけ

 

 

ドーピングしたツケはあとからきっちり払わなければいけないので、

離脱作用に苦しむのは自分なのに

 

現実から逃げるために今日もまた、

ザラザラと薬を流し込む

 

 

繰り返し

 

繰り返し

 

 

 

わたし単純だから、

 

かわいいお洋服、買った時はやっぱり嬉しいし

 

大好きなお店のケーキ、たべたいし

 

好きな人からLINEが来ただけで、

テンション上がっちゃうし

 

 

 

ふつうの、女の子なのに

 

皆とおんなじなのに、

 

でも皆、

 

理由もなく泣いたり、 しないんだって。

 

パニックになって手首切ったり 、しないんだって。

 

売春したこと、 ないんだって。

 

お金なくても、愛して貰えるんだって。

 

 

 

 

 

おかしいな、

わたし、何が間違っちゃったんだろう、

 

 

 

 

わたしも皆みたいになりたいんだけれど、

どうやったらいいのかな?

 

 

どうしたら、いいのかな

 

 

難しいな、

 

 

いいな、

 

いいな。

 

 

 

 

明日、朝起きたら

 

 

薬飲まなくても

泣かない1日だったらいいな。

 

 

右手首の傷、

全部無くなってたらいいな。

 

 

お母さんとお父さんが

「おはよう」って

言ってくれたらいいな。

 

 

それでね、わたし

まだ眠い目で

お母さんが焼いてくれたパン食べてね

 

学校に行くんだ。

 

 

 

 

中学校のセーラー服は、

お母さんが誰かにあげちゃったね。

 

高校のブレザー、

捨てられちゃったかな。

 

 

わたしのこころは

ずっと、学校に通えなくなった15歳で止まってるのに

 

周りはどんどん大人になっていってしまうし、

皆みたいに成人式には出られなかったし

着るのを楽しみにしていた振り袖は

着ることないまま20歳を過ぎてしまったね。

 

あの日、皆のSNS

涙目で

風俗店の薄暗い部屋で見つめていたこと、

多分一生忘れない。

 

 

 

 

明日、朝起きたら

 

 

 

 

 

うーん、

違うか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

明日、

朝なんて来なくて

 

 

 

 

このまま、

目が覚めないといいな。

 

 

覚めないと、いいな

 

 

 

わたしが昔見ていたモノは全部虚像だった

 

 

あんなに戻りたい戻りたいと想っていた物は、

最初から存在すらしていなかった。

 

 

 

 

恥ずかしいな、

本当に、おめでたい頭だな

 

馬鹿で良かったあ

 

ありもしない物を信じ続けて

一瞬でも、

幸せな夢を見れたのは

頭のネジが緩いお馬鹿さんだったお陰だね?

 

気付いちゃった今はどんな気分?

 

 

 

 

死は逃げだなんて言うな

 

苦しくても生きるのが美徳なんて決まってないだろ

 

 

 

この世の中が全部嘘で、

わたしが見てきた汚いものと

この死にたい気持ちだけが本当だって

 

最後まで、

最期まで

それだけが本当で、信じてて

 

 

お前らが否定したって

非難したって

絶対それは変わらないって

言い切れよ

 

 

 

死ね!