毒々しい色のカプセル、真っ白まんまるな錠剤。

 

プチプチと薬をシートから落としていく

瓶からザラザラと手にとって、

カップに入れてジャラジャラと糖衣を剥がしていく。

 

 

あの、わたしの日常が

また、戻ってきてしまうのか、

このまま、ばいばいできるのか

どっちが幸せ?幸福?快楽?

 

分かりきったそんなことを

ぐーるぐる ぐーるぐる

代わり映えしない病院の天井を見つめながら

ぼんやり考えるわけです。

 

 

暇(いとま)があったって

人間、録なこと考えないんだから

忙しなく、せっせと働いてた方がいいのかもね?

 

お友達とケーキをつつきながら

ケラケラ笑うのもいいけどね。

 

 

 

あーあ